どうもタマポポブログのタマポポです。
今日は私が仕事をしていて、経理や営業さんがたまに使う経理用語!
「その商品は帳端(ちょうは)だよ~。」
そういう言葉が聞こえてくる。
その言葉はたまに聞くけど意味が全然意味が分からない!
今日はその「帳端(ちょうは」)」の意味を、みなさんと知識共有したいと思い記事を書きました。
先に結論を言っておくと
まず前提条件として、ご自身の勤めている会社(自社)とお客様の経理の締め日が「月末」だったとします。
- 自社の商品を「今月」に納品(お客様に納める)する。
- だけど、
商品の伝票は「翌月に計上」する処理のことです。
(売上が翌月に計上されます。)
重要なのでもう一度言いますね。
商品はその月に納品するけど伝票は翌月にまわす処理のことです。
これが帳端(ちょうは)の意味です。
たまに得意先のお客様から、「今月の支払いは厳しいから、帳端(伝票を翌月)にして欲しい」ってお願いされることがあるんです。
この時に「納品は今月で「帳端(ちょうは)」にして欲しいっ」て言い方をします。
自社で仕入先さんなどから、商品を購入する時にも使うんですよ。
例えば
部材調達のために、仕入先さんから商品を購入して「納品は今月で、伝票は翌月(帳端)にして欲しいのですが」ってお願いする時があります。
ちなみに帳端の逆の言葉もあります。
その言葉が「逆帳端(ぎゃくちょうは)」です。
「逆帳端(ぎゃくちょうは)」の意味
商品は翌月に納品して、伝票は今月に計上することを「逆帳端(ぎゃくちょうは)」と言います。
使い方が以下の2パターンの「帳端(ちょうは)」・「逆帳端(ぎゃくちょうは)」の使い方を詳しく説明していきますね。
- あなた勤めている会社の商品をお客様に「売った」場合
- あなた勤めている会社が、他社(仕入先さんなど)から商品を「買った」場合
それではいってみましょう!
帳端(ちょうは)とは【意味】
【帳端(ちょうは)】の意味の説明は下記の2つのパターンに分けて、それぞれ詳しく説明していきます。
- あなた勤めている会社の商品をお客様に「売った」場合
- あなた勤めている会社が、他社(仕入先さんなど)から商品を「買った」場合
それでは、詳しく見ていきましょう!
①あなたの勤めている会社の商品をお客様に「売った」場合【「帳端」の意味は】
あなたの勤めている会社が、
お客様に商品を「売った」場合の「帳端」の意味は?
よって、あなたの会社の経理の売上伝票は「翌月」に計上されます。
当然、請求をお客様にするのも「翌月」です。
例えば
商品を月末に送ったけど、お客様に納品されるのは翌月だった場合、
自社の売上伝票は今月で、お客様の買掛伝票は翌月になってしまい困ったことになりますよね。
②あなたの勤めている会社が、他社から商品を「買った」場合【「帳端」の意味は】
あなたの勤めている会社が、
他社(仕入先さんなど)から商品を「買った」場合の「帳端」の意味は?
よって、あなたの会社の買掛伝票は「翌月」に計上されます。
他社(仕入先さんなど)からの請求も「翌月」になります。
なんか難しいですよね。
でも、慣れたらそうでもないですよ。
よく言われる「聞くより慣れろ」ってことですね。
要は、繰り返して身体で覚えていく感じです。
逆帳端(ぎゃくちょうは)とは【意味】
【逆帳端(ぎゃくちょうは)】の意味は、下記の2つのパターンがあるので、それぞれ詳しく説明していきます。
- あなたの勤めている会社がお客様に商品を「売った」場合
- あなたの勤めている会社が他社から商品を「買った」場合
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう!
①あなたの勤めている会社がお客様に商品を「売った」場合【「逆帳端」の意味は】
あなたの勤めている会社が、
お客様に商品を「売った」場合の「逆帳端」の意味は?
よって、会社の経理の売上伝票は「今月」に計上されます。
もちろん、請求をお客様するのも「今月」です。
② あなたの勤めている会社が他社から商品を「買った」場合
あなたの勤めている会社が、
他社(仕入先さんなど)から商品を「買った」場合の「逆帳端」の意味は?
よって、会社の経理の買掛伝票は「今月」に計上されます。
もちろん、他社(仕入先さんなど)からの請求は「今月」になります。
まとめ:「帳端」・「逆帳端」の言葉は使って慣れよう!
いかがでしたでしょうか。
ご理解頂けたでしょうか。
「帳端」と「逆帳端」は意味がよく似ています。
ですので、初めは「帳端」だけを覚えて、その逆が「逆帳端」って覚えるのも一つの覚え方です。
解説は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^)v
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